3月22日に新しく購入したデジカメのパノラマ写真の初撮影に傾山に登ってきた。豊栄鉱山登山口から九折越を経て傾山を往復するコースで5年ぶりの傾山だが、ここ3年ほどアケボノツツジ鑑賞に笠松山に登っており九折越までは親しんだコースだ。
登山口駐車場で車中泊をし、日の出前の6時に出発。慣れたコースと言えど標高700mから林道までの急登はやはりきつい。8時30分に九折越に、山頂には予定通り10時に着いた。
この日は予報通り雲ひとつない快晴だったけれど春霞なのか山頂からの祖母山方面のパノラマは霞んでいまいち、でも九折越からは徐々に大きくなる傾山の様子と最後はその岩壁の大迫力にこのコースの良さを再認識する登山であった。
登山口では既にミツバツツジが咲き始めていたが、山頂ではようやくマンサクが咲き始めたところだった。あとひと月もすれば標高1000m付近からアケボノツツジが咲き始めるはずであり、そのころには次は坊主尾根から傾山に再度登ってみようと思っている。