5月2日に坊主尾根コースで傾山を登ってきた。
快晴で遠く九重まで見渡せ、坊主尾根では綺麗に咲くアケボノツツジを堪能でき満足の一日だった。
坊主尾根は十数年ぶりで初登山のようなものなので豊栄鉱山登山口駐車場で車中泊し、早朝5時に登山口を出発した。
観音滝傍から林道付近の所々に朱色のツツジが咲いていた。オンツツジだと思うが、早すぎて薄暮で写真も撮れず確認できない。
7時に分岐から坊主コースに入る。最初の岩峰の間から祖母山障子岩尾根に九重までもが見え期待通りの景色に歩も進む。
岩峰ピークのアップダウンや岩陰から祖母山障子岩尾根が見えたりするのがこのコースの魅力だが、梯子やロープのない岩場があったり、岩峰のピークには登山道ではない展望を得るための踏み跡があったりして、ある程度の岩場をこなす技術と体力や登山道を見極める注意が必要だ。
アケボノツツジは坊主尾根のいたるところで綺麗に咲いていた。特に固定されていないアルミ梯子の下ではムシカリの白とアケボノツツジのピンクの花が青空に映えてとても綺麗だった。
9時過ぎに傾山山頂に到着、3月下旬に来た時は祖母の山並みまでが霞んで見え難かったが、この日は九重の山並みまではっきりと確認できて満足のいくパノラマ写真も撮れた。
一時間ほど山頂で過ごし、観音滝付近のオンツツジを確認するために同じルートを下った。
その下りでテントを担いだ多くの登山者とすれ違った。そのほとんどが縦走して祖母山を目指すのだろう。自分も5年前に傾祖母テント泊縦走に挑戦したが、九折のテント場で大寝坊して途中撤退している。体を作り直して再挑戦への気力が少なからず湧いてきた。
下山も順調で時間に余裕があり観音滝の滝つぼに降りてみようとしたが、途中で大きく崩落している場所があり滝つぼまでは行くことが出来なかった。
アケボノツツジとオンツツジ
下山途中での発見