1月27日に英彦山の見事に氷結した四王寺の滝を見てきた。
早朝に北九州を出発、彦山駅に8時前に着いた。そこから先は全面通行止めが続いていたので駅前広場に車を置き8時半前に彦山駅を出発、ダブルストックで氷結した国道を登っていった。途中から旧道に入り標高が上がるにつれ雪も深くなり、倒木で道路が塞がれている場所もあったが、1時間半近くをかけて漸く銅の鳥居そばのスロープカー駅に着いた。2段あるスロープカーの下段は運行を休止していたが、上段が運行されており、駅に飛び込んで利用した。
スロープカーの中で四王寺の滝に関して係員が詳しく話しをしてくれた。そして今朝ボランティアガイドが四王寺の滝に登って行ったと重要な情報を教えてくれた。登山口までの道路が通行止めで登山者が無く新雪で登山道が覆われていた場合、積雪で道が判らなければ撤退もありと考えていたが、その踏み跡を追えば滝まで行けると思った。
10時半前に奉幣殿に着いてそこでアイゼンを着けている最中に数名の登山者が登っていた。登山道に入ると登山道はしっかりとした踏み跡で道を迷うことはなかった。分岐から四王寺の滝までの急登もしっかりと踏まれていて足が雪にはまることも無く、かえって雪のお蔭で登山道がならされて登り易くなっていたのかもしれないが、最後はさすがにきつかった。
11時半過ぎに滝に到着、予想以上に見事に氷結した滝が時折広がる青空に映えていた。登山を始めたころ県内の氷結した難所が滝に行ったことはあるが、印象に残っていないのでここまでは氷結していなかったと思う。回りの登山者も今までで一番と言っており今回の寒波の強さが窺える。1時間近くこの場にいて、登ってきた道をそのまま下った。
下りのスロープカーではシャクナゲの情報が得られた。スロープカーの下には約5000本のシャクナゲが棚田を利用して植えてあり、今年は多くの花をつけそうだと話してくれた。スロープカーから下を覗くと確かに多くのシャクナゲに花芽が付いているのが見えた。これほど立派なシャクナゲ園があるとは知らなかった。シャクナゲ好きには必見、4月中旬が楽しみになった。

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国道500号は彦山駅から通行止め

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左の旧道へ

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途中の積雪量

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倒木は下を通過、鹿の足跡あり

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運行中のスロープカー

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貸切状態の車内から

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奉幣殿の境内、登山路は中央の鳥居奥の階段を登って右へ

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正面から

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右側面

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時折広がる青空を背景に

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左側面