子葉が出るのは発芽過程の最終段階とある。今年はタネの一番小さなミツバツツジが子葉出現の一番乗りとなったが、全体的に見るとタネの頭を持ち上げているのはアケボノツツジが一番多くて発芽が進んでいる。今年は播種床に種まき用土を用いたが去年のミズゴケの場合と発芽の傾向は変わらない。発芽率も70%は超すものと思っている。

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子葉を一番に出したミツバツツジ

発根が一番に確認されたそのアケボノツツジ、細い根で一本立ちしている姿があまりにも不安定に見えるので土盛ってあげた。ツツジは発芽に光が必要なため種まき後覆土しないでいるが、アケボノツツジに関しては発芽後の根の定着をよくするため薄く覆土した方がいいんじゃないかと思い始めている。

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細い根で一本立ちしたアケボノツツジ  ⇒  その周りに土を盛る。

ベランダの鉢植えのシャクナゲでようやく花芽から蕾が覗き始めた。今年は皿倉山のシャクナゲに先を越されてしまったのは何故と思って去年の記録を調べてみると去年は4月5日にほぼ同時に蕾が覗き始めていた。つぼみの出現は今年もほぼ同時期であり、下界の方が気温が高いので先のはずとは単に小生の思い込みでした。

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ベランダの鉢植えのシャクナゲに蕾あらわる!