シャクナゲの実採取に皿倉山に登った。
シャクナゲ2009-1の摘み残した花柄から五つほどの実を採取、大きさはまだまだ普通のシャクナゲの実の半分にもなってなく、中のタネの数は少なくとも発芽してくれるタネはあると思っている。シャクナゲ2009-1には結局10個の花芽が付いていた。今年の花は盛大で摘んだ花柄の数が150以上だったことに比べれば来年は寂しい花となってしまいそうだ。
この後山頂から冬桜が咲き始めていたシャクナゲ園に回って白花シャクナゲの実も採取。家のベランダの白花コバノミツバツツジの実も採れた。来年はこの白花のシャクナゲやミツバツツジのタネを播いてみるつもりだ。

北九州市門司の砂防ダムに落ちたイノシシの救助が話題になっている。イノシシは人に害を及ぼす増えすぎた害獣との認識は間違っていないと思う。農作物を荒らすこともあるし、折りしも先日福岡市で成人男性が襲われ、両足を10針以上縫う大怪我を負った。また、門司という地域性はどうなのか。周防灘と関門海峡に挟まれ、市街地と山が近接していて十分に広いとは言えないエリアで放つということはこの先このイノシシと人間生活との遭遇の確率は他の地域で放つことよりもずっと高いはずだ。イノシシは臆病な動物で人に出会うと十中八九逃げ出すが、猪突猛進の言葉通りに突っ込んでくることもありうるわけで、地元住民の不安も募ると思う。この8,9月に皿倉山麓の家庭菜園でイノシシといたちごっこをした身としては、かわいそうだという声に押されての救出は安直な対応ではなかったのかと思う。

シャクナゲ2009-1

シャクナゲ2009-1

シャクナゲ2009-1の実

シャクナゲ2009-1の実

シャクナゲ2009-1の花芽

シャクナゲ2009-1の花芽

花芽は全部で10個

花芽は全部で10個

咲き始めた冬桜

咲き始めた冬桜

白花シャクナゲの実

白花シャクナゲの実

白花コバノミツバツツジの実

白花コバノミツバツツジの実

白花コバノミツバツツジの花芽

白花コバノミツバツツジの花芽

皿倉山から見る門司方面

皿倉山から見る門司方面

皿倉山登山道近くに設置されていた檻

皿倉山登山道近くに設置されていた檻