今年もシャクナゲの開花が気になって犬ヶ岳に登ってきた。
今年のシャクナゲは去年の反動か花芽はすこぶる少なく、その数少ない花芽の中で開花が始まっていたのは数株だった。一ノ岳にかけてミツバツツジも開花している木もあるが多くの開花はこれからで、この先5月中旬にかけて花が見られそうだ。
今回は豊前側の鶯谷、恐淵の周回コースで登ったが、滑りやすそうだった急斜面に丸太で階段が作られたり、ベンチやテーブルが新しくなったり、錆びた鎖が架け替えられるなど整備がされていた。また、笈吊岩の通行についてう回路を含めた3つのルートを説明する看板も新設されていた。こうした整備や安全対策で登山は親しみやすくはなるが、コースの事前調査とその登山にあった装備、体調管理など登山の基本は疎かにしてはいけない。
帰りに求菩提園地のシャクナゲ園に行ってみた。こちらのシャクナゲも花芽は少ないようだった。
家の庭では西洋シャクナゲが咲き始めていた。アカボシシャクナゲの開花から始まった今年のシャクナゲの花もこれがトリとなる。