10月30日に10月初めの北アルプス下ノ廊下遠征時の右ひざの状態確認をかねて犬ヶ岳に登ってきた。北アルプスから帰ってから普段の生活では全く異常はなく問題はないと思ったが、念のためコースは以前によく使い歩きなれた菩提側の鳥井畑登山口から笈吊峠、犬ヶ岳、一ノ岳から大竿峠を経て下る鳥井畑登山口周回コースとした。
犬ヶ岳や一ノ岳への登りと大竿峠から下った林道までは何ら異常はなかったのだが、林道から急な階段を下るあたりから右ひざの裏側に違和感があり、思うように右足が動かなくなってしまった。痛みはなく右足を引きずるということもないが、特に階段状のところでは左足からは下れず、右足を先に降ろして一段ずつ下るといった状態になってしまった。それでも予定時間通りには登山口に帰り着くことが出来た。
帰宅後ネットで調べてみて膝周りの靭帯に炎症が起きているらしいと判断した。痛みや腫れがないため病院に行くまでもないが、ここは炎症が収まるのを待ってそれから少しずつ筋力トレーニングを始めようと思っている。暫らくは登山は自重だ。
犬ヶ岳のシャクナゲの来年の花芽、今年並みでやや少ない方だと思った。シャクナゲの幼苗を犬ヶ岳山頂の三ノ岳側でも確認した。二ノ岳付近の幼苗と合せて植樹されたものと思われる。幼苗は順調に育っているようだが、付近はササが枯れた後ニガイチゴと思われる棘のある植物が茂り始めているのが気がかりだ。
登山道で恐渕から下った杉林で間伐作業が行われている。登山道にも杉の小枝が積もり、登山道が分かりにくくなっている。下る場合には仮設の林道を下っても渡渉点さきの従来の林道に戻れるが、登りで通る際には登山道への入り口に注意が必要だと思う。(登山道入り口に標識や赤いマーキングがあったかは未確認)