3月31日、福智山山麓の虎尾桜を見に行ってきた。4月に入ると菜種梅雨でしばらく雨が続く予報にこの日だと少し早いかもとの思いでいたが、今年もほぼ満開に咲いた虎尾桜だった。去年の花見より4日遅いのは、家の近くの公園のソメイヨシノが5分咲きのころに虎尾桜が満開になると自分の目安にしているその桜が30日の時点でまだ3分咲きと去年より遅れていたためで、今年もその目安はほぼ合っていた。
推定樹齢600年の虎尾桜、今年は幹を支える支柱が木から金属に変わっているなど保護活動が続いている。この保護活動に取り組んでいる人たちのおかげで今年もきれいに咲いた虎尾桜を見ることができた。ただ木全体が少し傾いたのかそれとも朽ちた部分が落ちてしまったのか根もとが完全に離れて見えるようになるなど根もとの状態は一年ごとに変わってきている。が、来年もまた綺麗に咲く虎尾桜を期待して必ず見に行くはずだ。