今年播いて育ったアケボノツツジ、ミツバツツジ、オンツツジの当歳苗とシャクナゲの1歳苗の移植を終えた。
今年はセルボックスの1点播きと9cmポットでの5点播きを併用した。セルボックスの苗は一つのセルに1本の苗のため、そのまま新しい9cmポットとに植え替えるだけ、9cmポットに5点播きで育った苗は根を分離しての植え替え作業になる。大きく育ったオンツツジは根が絡み合ってうまく移植ができるかどうかと心配したが、ポットから取り出して少しほぐすと根を大きく傷めることもなく分離でき移植できた。これなら新しいポットにもうまく根付いてくれるはずだ。セルボックスのシャクナゲは9cmポットに移植したが、9cmポット5点播きのシャクナゲは1年先の来年の秋に移植予定。
セルボックスの1点播きと9cmポットでの5点播きでの育成比率(播いたタネに対して枯れずに移植できた比率)で、セルボックスがすべての種類で悪い結果となった。セルボックスでは土の容量が小さく水の管理の難しさや気温の影響の受けやすさなどが原因だと思う。
播いたタネに対して枯れずに移植できた比率 | ||||
アケボノツツジ | ミツバツツジ | オンツツジ | シャクナゲ | |
セルボックス | 49% | 50% | 72% | 22% |
9cmポット5点播き | 61% | 68% | 75% | 43% |
1歳以上の苗ではアケボノツツジで枯れたものが目立った。耐暑性の違いだと思うが、それ以上に心配なのが夏に落葉して秋に新芽を伸ばし来年の新芽の準備ができないまま冬を過ごしてしまうパターン。春の新芽が出るタイミングを遅らせる方法はやはり気温の低い場所で育てることしかないのだろう。
アケボノツツジ1,2歳苗の現在の状況 | |
ベランダのプランターで栽培中のカブ、ネットでの覆いが遅れたため青虫がついたがほぼ捕り終えて大きく育っている。年末には収穫できそうだ。
10月の終わりから11月の初めにかけてベランダのプランターなどに菜の花とレンゲ草、スイトピーを播いた。従兄が借りている畑の傍の草地を整地してこれら春の花のタネを播く計画で、どんな芽が出るのか確認のために先行して播いたものだ。スイトピーと菜の花は発芽を始めたが、レンゲ草が未だに発芽しない。播く時期が既に遅いのが気になるところだが、11月までに整地と種まきを完了する予定。
先日整地している傍にイノシシが出て来て驚いた。夏に姿を見せていたうり坊のシマが消えた子イノシシだったので追い払いはしたが、来年の春の花はイノシシ次第なのかもしれない。