ベランダの鉢植えのシャクナゲが見ごろを迎えている。このシャクナゲは、2011年3月に小石原の道の駅で購入した苗で去年から花をつけ始めた今までにない優秀な木だ。
3月の終わりに咲き始めたアカボシシャクナゲは一斉に新芽を伸ばしている。
これらのシャクナゲを去年自家受粉させて採ったタネを今年蒔いているが一向に発芽の兆しが見えてこない。花は咲いてもある程度樹勢が大きくならないと発芽するタネは取れないのかもしれない。今年もアカボシシャクナゲで自家受粉を試みているが、果たしてタネは採れるだろうか。
庭では次に咲く鉢植えの西洋シャクナゲも花芽を膨らませ始めている。

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ベランダのシャクナゲが見ごろに、左は新芽を伸ばすアカボシシャクナゲ
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庭に鉢植えの西洋シャクナゲの花芽も膨らむ。

今年咲いたコバノミツバツツジとミツバツツジ、コバノミツバツツジは未だに花弁を保持しているが、後から咲いたミツバツツジは既に花弁を落としているものもある。アカボシシャクナゲなどで自家受粉をすると数日中に花弁を落としていた。コバノミツバツツジはベランダ上のため虫が少ないが、ミツバツツジは公園の花壇の中で虫が多く受粉して花弁を落としたのかもしれない。そうであるならばこの秋に種子がとれるのだが、結果は秋まで待つことになる。今育てているミツバツツジの3歳苗はこの木から採れたタネを蒔いたものでタネが採れた実績があるのでそうであってほしいと思う。

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鉢植えのコバノツツジの開花の様子、いまだに花弁を保持している。
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公園のミツバツツジ、花によってはすでに花弁を落としている。