爽やかな快晴の空の下、シャクナゲを見るために野峠から一ノ岳、大竿峠、犬ヶ岳、笈吊峠と往復してきた。稜線上のシャクナゲは花を落とした株も多くピークは過ぎてはいたが、まだまだ楽しめた。ミツバツツジは地面に落ちた花を数か所で見た。一昨日の雨で最後の花が散ってしまったようだった。
稜線上のシャクナゲ |
多くのシャクナゲの花がピークを過ぎていた。 白花シャクナゲかと思わせるほど赤味が落ちてしまったシャクナゲ |
二ノ岳に登る道の岩肌に若いシャクナゲが来年には花を付けるのではと思わせるほど大きく成長していた。2年前に撮影した写真と比較すると大きくなったのが判る。自然の状態で成長していく次世代のシャクナゲ、犬ヶ岳に登るたびに観察を続けてみたい。
一ノ岳の山頂に戻って次世代のミツバツツジはないのか見てみると、看板の下に一歳と思われる苗が若葉を出しているのを見つけた。今まで苗木を見るという意識がなかったためだが、意識してみると看板の下には数本の苗があった。ただ、看板の下以外には無く、また3、4歳くらいの少し大きめの苗木も見つからなかった。この一ノ岳山頂のミツバツツジの苗木も観察してみたい。
野峠への帰り道、意識してみると日の当たりやすい登山道のわきにはミツバツツジの多くの苗木があった。どれもが1,2歳程度でそれ以上の大きな苗は見つからず、またシャクナゲの1,2歳程度の苗木は全く見つけられなかった。
成長している次世代のシャクナゲ |
二年前の状態、2012年5月12日撮影 |
一ノ岳山頂の看板の下のミツバツツジの苗、推定1歳苗? |
登山道わきのミツバツツジ苗の群落 |